2017年02月23日 10:53
「一粒で二度おいしい」といえば昔懐かしいグリコのキャッチフレーズだ。これを思い起こさせるような事例が続いている。消費者庁による行政処分だ。 刑法には「一事不再理」という原則があるが、そんなことなど消費者庁はお構いなしらしい。1月には三菱自の燃費不正問題を巡り、国交省による改善指示や罰則、自主的な賠
2017年02月09日 18:20
ヤマト運輸の関連会社や日本郵便が設置する宅配ロッカーが合計で200台を超えている。設置を本格化してから1年足らずで、首都圏の駅を中心に設置されるようになっている。 今後も設置が増えるだろうが、一方で受け取れる荷物は限定されている。一定の通販会社の商品、あるいは特定の個人宛て荷物といった具合だ。 よ
2017年02月02日 10:41
正月に本格スタートしたアパレルのセールも終盤を迎え、定価1万円の服が3000円台で販売されているのを見ると、最初の値段設定に疑問を感じてしまう。 ゾゾタウンの前澤社長も昨年、セールで売り切るアパレル業界の体質について苦言を呈し、「良い商品がそれなりの値段で顧客の手に渡る市場作りをけん引したい」と発
2017年01月20日 13:34
郵便局の24時間営業窓口「ゆうゆう窓口」が縮小している。記者宅の近所にある郵便局のゆうゆう窓口も、この2月で24時間営業を取りやめるという告知が正月に来た。 記者は一人暮らしのため、ゆうパックの初回配達時に通販の荷物を受け取れなかった際、軽い物であれば深夜に窓口まで受け取りに行くことが良くあった。
2017年01月12日 14:11
英アマゾンが「急がなくてもいいよ便」なる配送サービスを展開中だという。通常よりも配送に時間がかかる分、それを選択した顧客には次回以降に使用できる1ポンド(140円)分の割引券を付与するというもの。 日本では各社が短時間のスピード配送などし烈な配送サービス合戦を繰り広げている。利用者側も買った商品が
2016年12月16日 10:55
今号の読者投票による「2016年の通販業界10大ニュース」を見ると、今年も通販業界に関わる様々な出来事が起きたことが分かる。どれも今後の通販業界に影響を与えそうな出来事で注目されるが、通販業界のみならず今年あった出来事として印象深かったことの1つは電通社員の過労自殺問題だ。これを契機に日本企業にお
2016年12月08日 10:30
IoTやAI、ドローンなど今年も通販業界では多くの注目サービスが登場した。新技術は既存のビジネスに変化をもたらすという点で常に大きな期待が寄せられている。 しかしながら、過去を振り返ると注目度ほど定着しなかった技術もたくさんある。数年前に登場した3Dプリンターもその一つで、関係業者に聞くとインク(
2016年11月25日 12:28
繊維製品の洗濯絵表示が12月1日に変わる。従来の22種類から国際規格の41種類となり、国内外で同じ表示となる。海外で購入した服の取り扱いに迷わなくなったり、情報量が増えるメリットを考慮しての変更のようだ。 ただ、例えば弱流水での洗濯を促す場合、従来の「弱」マークに対し、"たらい"
2016年11月17日 11:01
最近のネット販売市場で、動画活用が再注目されている。クオカプランニングは菓子が出来上がる様子などを動画で配信。白鳩も越境ECの取り組みの中で、動画を使って商品特長を説明する試みを行った。 目新しさは、動画が数十秒~1分と短い点だ。SNSで配信し、ユーザーはタイムライン上で何気なく視聴している。 こ
2016年11月04日 18:36
千葉ロッテマリーンズの本拠地である「千葉マリンスタジアム」命名権の優先交渉権者にスタートトゥデイが選定された。千葉市と合意すれば2代続けて通販企業がスポンサーとなり、「ゾゾタウン」の名前を冠した球場が誕生しそうだ。 一部報道によると、同社は将来的には球団運営にも興味を示しているという。通販業界では
2016年10月27日 11:19
オウンドメディアはトップページに手数を掛けるよりもコンテンツの中身に労力を割いた方が良いと言われている。至極当たり前のことなのだが、あるコンサルタントによるとクライアント企業の要望の多くはトップページの構成をいかに組み上げるかの話ばかりになるという。 実際にウェブユーザーの多くは検索サイトから記事
2016年10月20日 13:47
米経済誌ウォール・ストリート・ジャーナルが、アマゾンが米国でコンビニエンスストアの出店を計画していると報じた。食品事業を拡充し、店頭で生鮮食品を扱うという。また、同誌はオンラインで注文した商品を車まで届けるドライブイン拠点も近く導入予定だと伝えている。 米アマゾンを巡る報道ではほかにも、USPなどの
2016年10月13日 18:11
アマゾンジャパンの電子書籍読み放題サービス「キンドルアンリミテッド」を巡る騒動がいまだ収束の兆しを見せない。一部作品でアマゾンの予想を上回る配信があり、出版社への支払いが膨らんだとみられ突如、当該作品の配信が停止。出版社らがアマゾンに対し抗議を発表するなど騒ぎとなっていた件だ。 ビジネス上でのアマ
2016年10月06日 11:28
JDAソフトウェア・ジャパンの調査で通販商品の再配達依頼回数を尋ねたところ、2回以上のとの回答が33%で、そのうち6回以上というのも3%だった。約2100人の回答者へのアンケートであり、6人程度の数となる。 僅かな比率かもしれないが、6人で6回以上ということは36回以上配達したことになる。本来1回
2016年09月23日 17:35
通販市場で「青汁」の評価は定着している。なかなか通販が軌道に乗らない新規参入企業も青汁で糸口を掴むケースがある。成長を果たした企業でも青汁がさらなる成長をけん引することがある。 青汁は、流通市場では中小が多いといえる通販企業が総力で市場を確立した数少ない成功例だ。市場はどこまでも広がるように感じる
2016年09月15日 14:47
国土交通省が今年になり省内で設置した生産性革命本部は、経済成長の実現を目指し社会資本や観光、ぶつ雨竜などの施策を総合的に推進することを目的にし、現在13のプロジェクトに取り組んでいる。通販業界に関連性が高い物流分野も含まれ、ドライバー不足などを打開する取り組みに期待が寄せられている。 その物流分野
2016年09月08日 11:05
数十年続く老舗の干物メーカーが、東京・銀座に飲食店を出店した。目的は高単価商品の購買促進だ。 同社は創業時から続く製法で製造し、特大サイズで脂ののりの良い干物が特徴。品質にこだわった商品はスーパーよりも高額で、ネット販売の購入のハードルになっていた。先の担当者は「おいしそうな画像を用意しても売れない
2016年09月01日 11:40
健康食品の摘発で恐れられてきた神奈川県警に異変が起こっている。これまで活発だった薬機法(旧薬事法)違反の摘発の動きが鈍っているのだ。 きっかけは、通販会社の薬機法違反に絡み、その関連本を出版していた現代書林の摘発(無罪確定)かもしれない。昨年末の逆転勝訴で東京高裁が県警の名誉毀損を認定。以降、県警
2016年08月25日 14:55
「今の時代、世の中に出ていない新しいジャンルの商品をゼロから作ってヒットさせることは難しい。既存の商品に何かアイデアを付け加えたものを売り方で工夫していくしかない」と語るのはある雑貨通販企業。 有力な職人を起用して良い商品を作れば、黙っていても売れるというのはごく一部の話。多くの企業は販促
2016年08月05日 10:39
「悪いことをしているみたい。もう頼めない...」。頻繁に利用していた某大手スーパーの通販サイトでの買い物をもうやめると妻。曰く"配送員"が原因のようだ。 当該サイトではペットボトル飲料を「箱買い」することが多く、必然、荷物は"重い"。そのため配送員はほぼ毎回
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