特集 ARTICLE

2011年03月24日 18:17

支援の輪、通販各社で広がる――未曽有の災害から半月

 東日本大震災から約半月が経過し、企業や団体による義援金や支援物資の寄付寄贈など被災地域への支援活動が本格化している。通販実施各社も寄付寄贈やチャリティー商品販売、ポイント寄付など様々な支援策を行なっており、「支援の輪」は広がり始めている。現時点までの通販各社の被災地域への支援策と現状を見

2011年03月16日 16:14

大震災、通販各社への影響は──配送・受注に混乱、広がる義援金

 3月11日に発生し、東北地方などに甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震。日本を襲ったこの未曾有の大震災は通販企業各社へも少なくない被害をもたらしたようだ。通販新聞社では主要な通販実施企業を対象に緊急の聞き取り調査などを行い、今回の震災に伴うダメージや震災後の計画停電などが及ぼす配送や受注、商

2011年03月10日 10:22

"アプリ"活用、流行の兆し、通販各社の「アプリ」展開の現状

カメラや電話機能など活かし工夫iPhoneに代表される「スマートフォン」やiPadなどの「タブレット端末」の急速な普及に伴い、現在、通販事業者から注目を集めているのが「アプリ」だ。ツイッターのようなソーシャルメディアとの連携や電話連携、カメラ機能の活用など、端末の特徴を取り込んだサービスが次々に誕生

2011年03月03日 10:52

〝価格以外〟で顧客を掴め、通販各社の効果ある差別化策とは?

不況やデフレの影響からか価格訴求を強める通販を含む小売事業者が目立っている。「安さ」は販促面で効果的だといえるが、一方では諸刃の剣とも言え、「安さ」に顧客がなれてしまえば訴求力を高めるため、よりいっそうの値引きが求められる。また、安易な価格訴求は事業者の収益を圧迫する危険性も孕む。そのような価格訴求

2011年02月24日 11:23

スタイライフ、先行投資が開花期に

ファッション通販のスタイライフは、今後5~6年で足元のおよそ倍となる年商200億円を目標に掲げ、次のステージに踏み出す。衣料品不況、出版不況の向かい風 が吹く中、利益面では低空飛行が続く同社だが、先行投資した通販サイトや子会社のコスメ事業が開花期を迎えている。一方、中国市場の開拓に向けて通販雑誌

2011年02月17日 09:53

通販各社の春商戦の状況は?──出足は概ね堅調に

 通販各社の今年の春商戦の立ち上がりは概ね順調に推移しているようだ。目立つ低価格商品や割引キャンペーンなど「低価格訴求」はいまだ重要なファクターになっているものの、人気モデル・有力ブランドとのコラボ商品や高機能性商品など「他社では購入できないオリジナル商品」で訴求するカタログが増え、「価格から付加価

2011年02月10日 10:00

千趣会、新3カ年計画の取り組み本格化、組織再編し商品力など強化

"新しいベルメゾン"の創造へ千趣会(本社・大阪市北区、田邉道夫社長)は今期(2011年12月期)を初年度とする3カ年の中期経営計画をスタートした。グループ成長戦略として、"新しいベルメゾン"の創造とネット事業の強化、ブライダル事業の拡大などを掲げ、基幹のベルメゾン事業で

2011年02月03日 18:19

再春館製薬所 ブランド再構築へ始動、「いつも同じ」から脱却へ

再春館製薬所がブランドイメージの再構築に向け始動した。昨年末にこれまでとイメージを一新したテレビCMの放送を開始。顧客との新たな接点の場を求め、夜10時以降の時間帯を中心に展開を始めている。17年に渡り一貫したマーケティング手法でブランドイメージを発信し続けた再春館製薬所を突き動かしたものは何な

2011年01月27日 12:15

衣料品通販の弱点を"リアル"で補完

  「イメージと違う」「サイズが合わない」などの理由から、他の商材と比べて返品率が高いのが衣料品通販だ。実物を手にとれないという通販の弱点を、自社や提携企業のリアル店舗を活用して補完しようとする動きが出てきている。各社とも、通販企業を悩ませる返品率の改善だけでなく、通販初心者が感じるハードルを下げた

2011年01月20日 10:09

【各社に聞く・今年の行方は?】 2011年の通販市場、消費回復で上向きへ

 未だ本格的な景気回復はならぬまま幕を開けた2011年。昨年よりも景気は若干の持ち直しを見せているようだが依然、通販を含む小売事業者には厳しい市場環境であり、今年も苦しい戦いが予想される。そうした中で通販実施企業各社は、この2011年、どのような戦略を描き、どう事業を進めていくのだ

2011年01月13日 13:08

"フェイスブック"を使いこなせ 世界最大のSNSの通販各社の活用現状

集客や販促に効果、対応企業が続々日本でも今年以降、ユーザーの増加が見込まれている世界最大規模のSNSサイト「Facebook(フェイスブック)」。このくちコミ効果や情報伝播性を集客や販促に活用する通販実施企業も出始めてきている。全世界で5億人とも言われ膨大なユーザー数を誇るフェイスブック上でうまくプ

2011年01月04日 16:23

「第55回通販・通教売上高ランキング」 上位300社売上高・市場規模は1%増

通販新聞社が2010年12月に実施した「第55回通販・通教売上高ランキング調査」の調査結果では、上位300社の合計売上高は4兆1774億7300万円となった。09年12月の同期調査(上位254社合計額)と同基準で比較すると、市場規模は1・0%増。ネット販売企業が売り上げを拡大したが、カタログ通販

2010年12月16日 11:10

読者が選ぶ 2010年通販10大ニュース――新ツールへの挑戦、続々と

通販業界の2010年の出来事を振り返る「通販業界10大ニュース」。今年はスマートフォンやツイッター、iPadなど、通販での活用が期待できる"新しいツール"が続々登場し、注目を集めた。また、送料無料や中国・リアル進出など、新しい取り組みへの挑戦も目を惹いた。読者アンケートで選出した今年の10

2010年12月09日 10:20

ジャパネットたかた、年商1800億円へ  2010年12月期業績見通し

 ジャパネットたかたの快進撃がとまらない。2010年12月期決算は売上高が1800億円前後で前年比300億円程度の増収、経常利益は130億円前後で約30億円の増益で着地する見通し。この大幅な伸びは「家電エコポイント特需」による薄型テレビの販売増があることは間違いない。しかし、着目すべきは"

2010年12月02日 09:48

リアルとネットの百貨店が激突 丸井グループVSZOZO

小売り大手の丸井グループと、ネット販売で急成長するスタートトゥデイが、相次いで大手仮想モールと業務提携した。両社はモール会員の取り込みを期待しているが、その戦略は対照的。丸井は、これまで進めてきたリアルとネットの融合を楽天との提携で加速する。一方のスタートトゥデイはヤフーとの提携を布石とし、商品情報

2010年11月24日 18:43

セシールの「アニタ・アレンバーグ」 通販発のファストファッション確立へ、ネットから多チャネル化構想

セシールは、昨年9月から展開しているネット限定のファストファッションブランド「ANITA AREBERG(アニタ・アレンバーグ)」で、新たな施策を積極化している。値ごろ感のある価格設定や豊富な色展開などが奏功し、1年目はF1層女性新規顧客の獲得効果などから、売り上げが予想を大きく上回る形で着地。2年

2010年11月18日 11:55

スクロール、"東京効果"じわり

 スクロールが東京支店の移転を機に名称を「東京本店」に改め人員を倍増した。全社員約400人のうち、100人が東京で勤務する形だ。同社ではトレンド性の高い商品を短期間で投入できる体制を目指し改革を進めており、東京本店の機能強化もその一環。軸足の一部を浜松から移したことでどんな効果が出ているのだろうか。

2010年11月11日 13:16

送料無料化へ "諸刃の剣"の効果は?

 通販実施企業各社が"送料無料化"に相次いで乗り出している。無論、通販利用の1つのネックとなっている配送料が無料であれば、初回購入までのハードルが下がり、新規顧客獲得や既存顧客の購入回数増加で売上拡大が期待できる一方、客単価の下落を招いたり、膨大な配送コストを「自社で丸抱え」する

2010年11月05日 10:16

新たな「売り場」に挑め、通販各社の新メディア活用の現状

各種メディアや情報端末の多様化、進歩に伴って、通販実施企業の販売戦略も変化しつつある。通販企業にとっての「売り場」の軸であるカタログやネットでの通販展開はもちろんのこと、これまで通販媒体としては未活用だったメディアや端末でも一定数の利用者がいれば、そこで通販を行うことで、いまだ他社に踏み荒らされてい

2010年10月28日 19:16

百貨店通販、復活の一手は

  カタログ全盛期には日本の通販市場を大きくけん引してきた百貨店の通販事業。しかし、この数年は各社とも苦戦を強いられてきた。百貨店各社は、時代にマッチした成長戦略を迫られる中で、ネット販売の強化はもちろんのこと、テレビとネット、ネットとカタログなど、複数の販売チャネルをまたいだ取り組みや、

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