通販企業の動向 ARTICLE

2012年09月13日 09:47

【話題のあの人に聞く】フリーエージェントスタイル・与沢翼会長「日本を牛耳りたい」

 ボクシングの協栄ジムに出資したことで注目を集めた、ネット関連企業のFree Agent Style(フリーエージェントスタイル)。会長の与沢翼氏は、かつて「エスラグジュール」という衣料品ネット販売会社の社長を務めていた。同社倒産から丸1年。再起が果たせた理由や、テレビ番組に積極的に出演する狙いは。

2012年09月13日 09:42

DHC・広告問題の波紋③ 業界団体、対応に二の足

 消費者の誤認を招き、同業他社の反発を呼ぶディーエイチシー(DHC)の広告問題。これら事業者の声に、業界団体はいかに応えるのか。◇ DHCは日本経済団体連合会(経団連)、消費者関連専門家会議(ACAP)、日本化粧品工業連合会(粧工連)に加盟する。 経団連の「企業行動憲章」には「企業は公正な競争を通じ

2012年09月06日 10:09

第一三共ヘルスケア、4年めどに黒字転換  通販事業、社長直轄で組織

今年7月、第一三共ヘルスケア(本社・東京都中央区、西井良樹社長)が化粧品通販に参入した。当面は折込チラシによるテスト検証を行い、初年度、1億6000万円の売り上げを目指す。3~4年をめどに通販事業の黒字転換を果たす計画だ。 第一三共ヘルスケアは通販専任の「通販事業室」を組織。事業開始に向けた準備を進

2012年09月06日 10:03

消費者庁、ドクターシーラボに措置命令、美顔器の表示に"根拠なし"

化粧品通販のドクターシーラボ(本社・東京都渋谷区、石原智美社長)が販売していた美顔器について、会報誌で謳っていたような「脂肪分解効果」や「細胞の活性化」などの文言・表示に合理的な根拠が認めらないとして消費者庁は8月31日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に措置命令を下した。ドクターシーラボでは「商品

2012年09月06日 09:56

DHC・広告問題の波紋② 新聞社考査は素通り、「広告倫理」の判断に疑問の声

ディーエイチシー(DHC)の新聞広告は、中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局(以下、北陸支局)に消費者を誤認させると指摘を受け、同業他社の反発も招いている。これに関わった新聞各紙は掲載に際し、どのような判断を下したのか。     ◇ 「(広告は)掲載にあたって広告の及ぼす社会的影響を考え、不当な広告

2012年08月30日 13:22

オークローンマーケティング・ヒル社長に次の一手を聞く(下)「今期は年商600億円超へ」

 前回に引き続き、オークローンマーケティングのハリー・A・ヒル社長(写真)に現状や今後の戦略について聞いた。――前期は若干、苦戦したが、今期(2013年3月)はどうか。 「順調に推移している。売上高は600億円を超えるだろう」――順調な理由は。 「前期の苦戦の一因だった地デジ化後の視聴分散による影響

2012年08月30日 11:15

ケンコーコム 中国でネット販売、3年以内に黒字化へ

 ケンコーコムは、中国のドラッグストアチェーン・LBXファーマシーチェーン(同・中国湖南省)のとの合弁会社を通じ、8月24日に中国消費者向け通販サイト「IBALE(アイバーラー)」を開設した。同サイトでは、中国および日本の健康関連商品約5000アイテムを販売。ケンコーコムが持つ健康関連商品ネット販売

2012年08月30日 11:13

DHC・広告問題の波紋① 広告文言、意図的に操作か?

 知的財産権。人間の精神的な創作や産業活動上の識別標識に関する権利。特許、実用新案、意匠、商標の工業所有権と著作物なども含む。創業来、ディーエイチシー(DHC)は、この「知財」を巡り、数々のトラブルを起こしている。そして8月16日、全国で展開を始めた広告で再びトラブルを起こした。DHCが他者の持つこ

2012年08月23日 17:21

オークローンマーケティング・ヒル社長に次の一手を聞く(上)「前期は"3大ショック"で苦戦」

 これまで順調に業績を拡大させてきたオークローンマーケティング(OLM)。しかし、前期(2012年3月)は震災や地デジ化、刷新した基幹システムの不具合などが重なった結果、前年比で売上高はほぼ横ばい、利益面では6割減で着地、苦戦を強いられたようだ。ただ、前年下期より復調の兆しを見せ、今期はむしろ好調に

2012年08月09日 13:29

郵便事業会社  DM使い通販参入を支援、農園など中小開拓へ

 郵便事業会社(JP)は8月6日から、DMを軸にした通販参入支援サービス「One line」の展開を始めた。子会社のJPメディアダイレクト(JPMD)と連携しDMの企画・制作などに対応するほか、受注や商品発送など通販の運営に関する機能を提供。兼業で通販参入を検討する店舗や農園、中小事業者の開拓を進め

2012年08月09日 13:27

ファンケル  スキンケアで獲得進む、「マイクレ」依存脱却がカギに

 ファンケルのブランド再構築の展望を占う今期第1四半期の状況が明らかになった。今年3月の「新無添加スキンケア」発売以降、ファンケルではスキンケアの"ライン訴求"を徹底してきた。だが、第1四半期の状況はマーケティング費用の増加の増加を受けて大幅な減益に(3面に関連記事)。ファンケルは「マイル

2012年08月02日 10:10

ブックオフオンライン、CSRと利益両立、「宅本便」使い被災地に書籍

東日本大震災が発生してから来月で1年半を迎える。これまで通販企業も多様な復興支援を手掛けてきたが、企業の社会的責任(CSR)のあり方が改めて問われる時代といえよう。こうした中で注目を集めているのが「社会貢献」と「企業の利益」を共存させる「コーズマーケティング」と呼ばれる手法だ。 ブックオフコーポレー

2012年08月02日 10:02

協和発酵バイオ、今期通販売上高50億円へ、主力「オルニチン」知名度40%に

メーカー系健康食品通販の中で協和発酵バイオ(本社・東京都千代田区、石野修一社長)が頭角を現してきている。前期(11年12月期)は、通販売上高が前期比約20%の増収を果たし、40億円半ばに到達。今期は50億円の売上高を目指す。今年1月からは地上波キー局でテレビ通販も始めており、主力の健食に配合する「オ

2012年07月27日 10:02

消費者庁 サニーヘルスに措置命令、抗シワ化粧品の広告表示で

 消費者庁は7月19日、サニーヘルスが行っていた抗シワ効果をうたう化粧品の広告表示で、「景品表示法」に違反する行為が認められた(優良誤認に該当)として、同社に措置命令を下した。抗シワ効果を標榜した基礎化粧品の広告表示を調べる中で、サニーヘルスの基礎化粧品の広告表示を問題視。広告で表示していた商品の速

2012年07月19日 11:59

高島屋のネット戦略、次の一手「"衣食住"を柱事業に育成」

 高島屋は、ネット販売の強化に向けてファッション分野のテコ入れを図り、「衣・食・住」それぞれをネット上でも柱事業として確立する。 本紙でも既報(1372号)の通り、高島屋は6月下旬にファッションEC専業のセレクトスクエアと業務資本提携を結び子会社化したことで、「高島屋オンラインストア」では取り扱いの

2012年07月19日 11:56

富士フイルム、19年3月期の化粧品・健食売上高1000億円へ――「現実味ない」との声も

 富士フイルムが化粧品・健康食品の売上高を、6年後の2019年3月期に1000億円とする計画を打ち出した。同社では両分野の商品を扱うライフサイエンス事業の2012年3月期売上高を開示していないが、「(1000億円は)現在の売上高の5倍にあたる」(ライフサイエンス事業部ヘルスケア国内営業グループ長の山

2012年07月12日 13:43

セシール  「せしまるすごろく」──継続参加で多彩な仕掛け

 新たなマーケティングツールとして話題性が増しているゲーミフィケーション。通販各社でもゲームコンテンツの活用が広がりつつあるようだが、セシールでは、昨年4月から自社通販サイト「セシールオンラインショップ」内で本格的な展開を始めたすごろくゲーム「せしまるすごろく」が、新規顧客の獲得や定着率アップなどで

2012年07月12日 13:40

【動き出した楽天マート】小売業へ業容拡大、出店者に競合懸念の声も

 楽天は7月9日から、子会社を通じてネットスーパー「楽天マート」を開始した。出店者と消費者を結ぶ「楽天市場」の仕組みとは異なり、楽天が商品を仕入れて販売し、自社配送便でユーザーの自宅に配達する。GMSなど有力小売業が注力するネットスーパーに、楽天は満を持して参入したわけだが、食品通販事業者からは「G

2012年07月12日 13:37

千趣会  商品画像撮影の拠点開設、機能集約で業務を効率化

 千趣会は、ネット販売を意識した体制整備を進めている。この一環として6月1日、兵庫県西宮市にある「甲子園商品センター」内に、「千趣会クリエイティブセンター」を開設した。同センターにネット向けの商品撮影に関する様々な機能を集約しネット用の商品撮影業務の効率化を進めるとともに、最適な撮影スキームの構築を

2012年07月05日 14:09

靴の「ロコンド」次の一手は?田中裕輔共同代表に聞く   2、3年後に100億、黒字化へ

サマンサのEC運営を受託、アパレル商材も開始靴の通販サイト「ロコンド」を運営するジェイドの初年度(2012年2月期)は売上高が8億6000万円、営業損失が14億円でスタートダッシュとはいかなかったが、今期は新たな挑戦が目白押しで、黒字化に向けた大事な1年となる。田中裕輔共同代表に前期の総括や今後の取

カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む

カテゴリ一覧