通販企業の動向 ARTICLE

2016年02月18日 15:14

楽天、国内流通総額5兆円超へ

楽天は2月12日、2020年12月期を最終年度とする中期経営計画を公表した。最終年度の売り上げ収益は1兆7000億円(15年12月期は7135億円)、Non―GAAPベース営業利益は3000億円(同1300億円、評価益221億円は除く)を目標とする。国内EC流通総額(楽天市場や楽天ブックス、楽天トラ

2016年02月18日 15:08

八幡物産、機能性表示食品を強化へ

八幡物産はこの数年、媒体効率の悪化などから新規顧客の開拓に苦戦し、前期(2015年8月期)までの2年間で売上高が10億円程度減少したが、前期より利益を多少削ってでも広告を打って新客の獲得に専念していることに加え、機能性表示食品の「めばえ」などの販売開始もあって売り上げは下げ止まってきている。来期は機

2016年02月12日 17:28

千趣会 中計で商品力やEC強化、3年後の目標値は下方修正

 千趣会は、2018年12月期を最終年とした5カ年中長期計画の折り返しの年を迎えて、主力の通販事業では中計の基本方針を引き継ぎながら、ブランド力(商品力)強化とEC販売力強化、販路拡大、シニア層獲得に重点的に取り組む方針だ。 ブランド力強化に向けては、昨年9月に新たな基幹ブランド「ベルメゾンデイズ」

2016年02月12日 17:26

ロコンド 楽天と資本業務提携、越境ECなどに着手へ

 靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは2月10日、楽天(同・東京都世田谷区、三木谷浩史社長)と資本業務提携を結んだことを明らかにした。1月末までにロコンドの発行済み株式の5%未満を楽天が数億円で取得した。両社は今後、ロコンドが掲げる"試着できる通販"のサービス力をベー

2016年02月04日 10:26

2015年のアマゾンの日本売上、前年比2割増の1兆円に

 米アマゾン・ドット・コムが1月29日に公表した前期(2015年12月)における日本(=アマゾンジャパン)の売上高は前年比4・4%増の82億6400万ドルだった。同社が同日に公表した米証券取引委員会に提出した年次報告書で判明した。同年の平均為替レート(121円)で円換算すると約9999億円と1兆円の

2016年02月04日 10:24

楽天 三木谷社長が講演、「品質向上にこだわる」

 楽天は1月26日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で「楽天新春カンファレンス2016」を開催した。当日は、参加した「楽天市場」出店店舗同士の交流の場や課題解決のための講座などを設けた。また、放送作家で脚本家の小山薫堂氏が基調講演を行ったほか、三木谷浩史社長(=写真)が講演を行った。  三木

2016年01月28日 17:32

アマゾンのスピード配送「プライムナウ」、対象エリアを大阪・兵庫・横浜に拡大

 アマゾンジャパンが有料会員「アマゾンプライム会員」向けに展開する専用アプリで受注後、1時間以内など即時に商品を届けるスピード配送「プライムナウ」の対象エリアを拡大している。  2015年11月19日のスタート時点では世田谷区や目黒区など都内8区のみだったが12月3日には東京・等々力の「プライムナウ

2016年01月28日 10:36

ライオン、通販事業の体制強化へ

ライオンは1月1日付で、組織再編を行った。「特販事業本部」傘下にあった通販事業部を独立させ、「ウェルネス・ダイレクト事業本部」を新設。通販事業が100億前後の事業規模に達し、収益面で業績への寄与が大きくなる中、事業本部への昇格で運営体制の強化を図る。 「ウェルネス・ダイレクト事業本部」傘下に、新商品

2016年01月22日 10:42

岡本洋明社長に聞く「ジェネパの現状と今後は?」 越境EC拡大に意欲

 インテリアや生活雑貨、食品などのネット販売を手がけるジェネレーションパス(ジェネパ)では中国向け越境EC事業の拡大に意欲を見せている。昨年から海外メンバーを多数獲得したほか、売り場の拡大も検討。今後は日本食材などの販売を強化し、2年以内に越境EC事業の割合が国内事業を上回ることも見込んでいる。今後

2016年01月14日 10:42

JCOMがショップチャンネル買収へ ファンドが"伸びしろなし"と判断?

 「有力投資ファンドがショップチャンネルに"投資価値"がないと判断した?」──。 ケーブルテレビ事業大手のジュピターテレコム(JCOM)が3月31日にも通販専門放送を行うジュピターショップチャンネル(JSC)を連結子会社化する。同日付でJSCの株式の50%を保有する米投資ファンド

2016年01月14日 10:38

ジェンク・グロル社長に聞く イオンリンクの次の一手は?

 イオンリンクはネット販売事業を強化している。昨年12月に、グループで通販事業を行うイオンダイレクトを吸収、ネット販売のポータルサイト「AEON.com」を開設した。「チャネルが多いほどオムニチャネルによってお客様は便利になる」と語るジェンク・グロル社長に、イオングループが目指すネット販売やカタログ

2015年12月25日 10:22

ヤマト運輸、郵便業務に関する意見広告に対し2000件超の意見受け付ける

ヤマト運輸はこのほど、2015年11月12日付の全国紙など54紙へ出稿した郵便業務に対する意見広告に関し同時に開設したホームページの特設ページで受け付けた一般ユーザーなどからの意見が2137件(12月15日現在)あったと発表した。寄せられた意見は81%が同社の主張を支持する内容だったが、批判するもの

2015年12月17日 19:27

ロコンド  黒字転換のポイントと成長戦略㊦

 前回に引き続き、ロコンドの単月黒字化の要因と成長戦略について見ていく。 10月の単月黒字化には今期から始めた新規事業も売り上げに寄与した。実店舗の商品欠品時に店舗で決済し、ロコンドの倉庫から購入者の自宅に無料配送するサービス「ロコチョク」は、これまでにスポーツ用品販売大手アルペンの四百数十店舗に導

2015年12月17日 18:56

ヤフー 宿泊予約サイト大手「一休」を買収

 ヤフーがホテル・旅館予約サイト大手の一休を買収する。株式公開買い付け(TOB)を実施し、同社株式の完全取得を目指す。買収額は約1000億円となる見通し。「宿泊・飲食店予約などの『サービスEC』はEC市場全体の35%を占め非常に大きく、成長性の高い分野。物販ECと同様、この分野も強化したい」(宮坂社

2015年12月10日 15:57

プラス  ニッセンの家具事業買収

 大手オフィス用品メーカー、プラスは12月7日、ニッセンの家具・インテリア通販ブランド「暮らしのデザイン」事業を譲り受けると発表した。買収金額は非公表。譲受予定日は12月31日、事業開始は来年5月を予定している。

2015年12月10日 15:55

ロコンド  黒字転換のポイントと成長戦略㊤

 靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは、通販サイトの開設から5年弱となる今年10月に単月で黒字化を達成した。綱渡りの資金調達が続いた同社も、自社の利益で投資を行うフェーズに入る。今号から、黒字化のポイントと今後の成長戦略について見ていく。◇ 同社は2011年2月に「ロコンド」を開設したが

2015年12月03日 16:44

ヤフーショッピング、大型セールで一定の成果 下期は"攻め"に

 「どれくらい販促コストやポイント付与を行うと、どの程度、お客様が動くのか。これまで分からなかったことが今年、ようやく分かった」――。ヤフーが運営する仮想モール「ヤフーショッピング」で実施した各セールが一定の成果をあげているようだ。 「ヤフーショッピング」は今下期(10~3月)中に特価品の販売やポイ

2015年12月03日 16:23

ベルーナ、「機能性」反応率が向上、広告コピーに効果

ベルーナでは、子会社で健康食品通販を手掛けるリフレが販売する、目の疲労感を改善する機能を持つ成分を配合した機能性表示食品が好調に推移している。広告によるレスポンス比率が従来比1・5~2倍に増加した。現在、3商品についても機能性表示を申請しており、リフレの売り上げ増につなげたい考えだ。従来から扱う「ブ

2015年11月26日 10:59

坂本満広WEB事業部部長に聞く・アーバンリサーチのEC戦略は?②

アーバンリサーチの坂本満広WEB事業部部長にECの成長戦略を聞いた。                              ◇――実店舗とネットの連携を強化している。自社通販サイトでは8月から、店頭での『商品取り置きサービス』を始めたが、これは店頭が起点となって立案した。商品詳細ページで在庫のあ

2015年11月26日 10:43

ヒラキ 女性向けにネット限定の新ブランド立ち上げ

 ヒラキでは通販事業でのウェブシフト強化に向けて、今年度中をメドにネット限定の新ブランドを立ち上げて仮想モールでの販売を開始する。得意とする低価格帯とは一線を画した高価格帯の値付けを行い、まずは若年女性向けのラインアップで展開していく考え。 検討しているのは2500円~5000円程度を軸とした商品群

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