通販企業の動向 ARTICLE

2018年02月08日 10:31

住商ブランドマネジメントの川部社長に聞く「フェイラー」ブランドの変革の手応えは? SNS活用で客層広がる、オムニチャネル施策も強化へ

 独フェイラー社総輸入元の住商ブランドマネジメントは今年、ドイツの伝統工芸"シュニール織り"で知られる「フェイラー」ブランドが創業70周年を迎える。日本では2013年からリブランディングに着手し、従来の顧客層(50~70代女性)より若い年代も含めた幅広い層に支持されるブランドに脱

2018年02月01日 10:16

楽天 ウォールマートと提携、西友とネットスーパー運営

 楽天は1月26日、米小売り大手のウォルマート・ストアーズと提携すると発表した。日本においては、ウォルマート子会社の西友と共同でネットスーパー事業を手掛けるほか、米国ではウォルマートの実店舗や通販サイトにおいて、「楽天Kobo」の電子書籍やオーディオブック、電子書籍リーダーなどを、量販店として独占販

2018年02月01日 10:13

オイシックスドット大地 らでぃっしゅぼーやを子会社化 NTTドコモと資本業務提携、再編進む市場で競争力向上

 オイシックスドット大地は1月30日、食品宅配を行うらでぃっしゅぼーやを子会社化すると発表した。NTTドコモとの資本業務提携に伴い、同社傘下のらでぃっしゅぼーやの全株式を10億円で取得する。商品の調達や購買、マーケティング面で連携を強化し収益の改善を目指す。らでぃっしゅぼーや取得後のオイシックスドッ

2018年01月25日 10:14

ジェネレーションパスの岡本洋明社長に聞く 今期売上100億円を計画、PB・自社メディアなど注力

 ネット販売などを手がけるジェネレーションパスは、前期(2017年10月期)に20%近い増収で過去最高額となる売上高76億円を記録。今期(18年10月期)の連結売上高は100億円を計画しており、達成に向けてPB商品の強化やメディア事業の立ち上げなどに取り組んでいる。岡本洋明社長に前期の取り組みや今後

2018年01月18日 10:28

八幡物産 機能性食品の露出拡大、システム刷新し顧客分析等強化、新客開拓や離脱防止に力点

八幡物産は今期(2018年8月期)、12月に販売開始した機能性表示食品の露出を本格化するのに加え、食品の品ぞろえ強化にも着手するほか、システム刷新に伴うコールセンターや顧客分析の機能拡充にも取り組んで売上高の底上げを図る。 機能性表示食品については、第1号として15年7月に投入したルテイン配合の「め

2018年01月18日 10:22

マイケア 〝企業姿勢〟で差別化、商品のこだわり野菜作りで体現

機能性表示食品制度で健康食品は「部位」への訴求が可能になり、表示の幅が広がった。ただ、機能性表示はさまざまな条件を満たすことが必要。健食の中には、そこから漏れるものもある。制度は、企業に「機能性」の追求か、伝承的な「健康イメージ」の訴求の選択を迫るものでもある。こうした中、健食通販を行うマイケアは、

2018年01月11日 10:56

テレビ朝日 〝イケメン実演販売士〟で販促支援、店で実演やPR動画制作など

 テレビ朝日は12月27日から、通販事業者を含む小売事業者などに対し、同局で放送中の通販番組で実演販売を行う俳優らを起用して店頭に派遣し実演販売を行ったり、当該俳優が出演するウェブサイト配信用の商品PR動画の作成などを行う新たな商品販売支援事業を開始した。同社では新たな試みとして1月から若手俳優が実

2017年12月25日 11:50

楽天 ビックカメラと新会社、配送やO2O施策強化

 楽天は12月19日、家電量販店大手のビックカメラと合弁会社を設立すると発表した。ビックが楽天の仮想モール「楽天市場」に出店する「ビックカメラ楽天市場店」を「楽天ビック」として4月に刷新。大型家電の設置や配送面などで利便性を向上させるほか、独自商品の開発も検討する。 両社が出資する新会社を3月までに

2017年12月14日 10:29

ジャパネットグループ 今期売上1900億円超に、来期は年商2000億円超え目指す

 ジャパネットホールディングスのグループ全体の今期(2017年12月)の売上高は1920億円前後で着地する見通し。前期は創業30周年の記念の年ということもあり拡販を強化して過去最高売上高となる1783億円を計上したが今期はそれを上回る模様。12月8日に開催した会合で髙田旭人社長が明らかにした。髙田社

2017年12月14日 10:24

セレクトスクエアの木村社長に聞く 高島屋との一体化戦略とは?㊦ AIで商品提案を最適化、店頭在庫表示もテストへ

 前号に引き続き、セレクトスクエア木村優社長(=写真)に高島屋との一体化戦略を聞いた。 ――9月のサイト刷新ではサイトデザインも変更した。 「『タカシマヤファッションスクエア』では、セレクトショップで買い物をするキャリア女性よりも、百貨店を利用する30~40代女性をペルソナに設定してデザイン設計を行

2017年12月07日 11:37

セレクトスクエアの木村社長に聞く 高島屋との一体化戦略とは?㊤ サイト刷新しデメリット解消、ポイント付与率や屋号問題などMD共通化も加速へ

 セレクトスクエアは、2012年に高島屋と資本業務提携を結んで高島屋グループの一員となったが、今年5月末に同社の完全子会社に移行して百貨店との一体運営体制を強め、9月には衣料品通販サイト「セレクトスクエア」を「タカシマヤファッションスクエア」に刷新した。4月にセレクトスクエア社長に就任した木村優氏に

2017年12月07日 11:29

協和 CRM施策を転換、購入商品軸にコミュニケーション

 協和が顧客コミュニケーション戦略の転換を図っている。新規獲得した顧客にその商品に対する理解を深めてもらい、満足度を高めることでLTVの向上を図ることが目的。あらゆる商品を網羅した会員向け通販カタログを配布する最適なタイミングも検証している。 通販事業は、「プラセンタ」関連の商品売上高が約7割を占め

2017年11月30日 11:09

スタートトゥデイ 採寸用ボディースーツ配布、データ取得しPB展開に活用

 スタートトゥデイが11月末頃にスタートする自社プライベートブランド(PB)「ZOZO(ゾゾ)」の全容が少しずつ明らかになってきた。11月22日にPBで活用する採寸用ボディースーツ「ゾゾスーツ」(=画像)の無料配布受け付けを始めたことで、再び業界内外から熱視線を浴びている。 「ゾゾスーツ」は、同社が

2017年11月30日 11:06

ベルーナ 海外展開を本格化、化粧品や看護師向けなど現地に合った事業選択

 ベルーナが海外での事業展開を本格化する。現在、台湾の台北市において、子会社のオージオが扱う化粧品を販売しており、今後は化粧品以外でも、健康食品や看護師向け通販のほか、総合通販事業やファイナンス事業など、現地にあったビジネスを海外で展開する予定だ。同社ではこうした事業を「ミニベルーナ」と位置づけ、各

2017年11月27日 13:20

ズーティー スタイリングサービスを強化

衣料品のネット販売などを手がけるズーティーは、カウンセリング型のスタイリングサービス「ズーティースタイリングラボ」を開設して約2年10カ月が経過し、同サービスのノウハウを生かしてズーティーのスタイリストなどが購入者に合ったコーディネートを選ぶ福袋の販売や、遠隔地でもコーデ提案が可能なバーチャルスタイ

2017年11月27日 11:30

村田昭彦上席取締役に聞く・ベイクルーズのEC戦略は?㊦ 「送料は当分無料でいい」、今期は自社EC35%増185億円へ

 前号に続き、ベイクルーズの村田昭彦上席取締役(=写真)に同社のネット販売戦略などについて聞いた。 ――1年前にベイクルーズのオムニチャネル戦略として、4つの統合という説明があった。まず「会員」「在庫」があり、そこまではメドがついたと。それから「サービス」と「コミュニケーション」ということで、これが

2017年11月16日 11:55

村田昭彦上席取締役に聞く・ベイクルーズのEC戦略は?㊤  自社ECが44%増収に、「オムニが成長の最大の要因」

 セレクトショップを展開するベイクルーズのネット販売が好調に拡大している。前期(2017年8月期)のEC事業は前期比27%増の275億円となった。伸びをけん引しているのは自社ECだ。自社通販サイト「ベイクルーズストア」の前期売上高は同44%増の137億円。同社は店舗とECを融合させるオムニチャネル化

2017年11月16日 11:48

フェリシモ・コレクション事業の現状② 「クラスター化」進める、ファッションはコラボ重視

 今年3月から展開している、インテリア雑貨の新ブランド「SeeMONO(シーモノ)」。クラスター開発本部コレクション企画事業部の赤木圭史部長は「『こんなものがあったらいいな』という雑貨に、作る楽しさを加えて、『集めて良かった』となってもらえることを目指して立ち上げた」と話す。「楽しいもの」を提案し、

2017年11月09日 14:08

千趣会・新中計のポイントは? 通販事業の在庫圧縮に注力、19年までに体制整備へ

 千趣会は、2018年12月期から始まる3カ年の中期経営計画を策定した(本紙1629号で既報)。 新中計では、赤字転落の要因となっている通販事業ベルメゾンの抜本改革を断行。徹底的なコストダウンを図って来期(18年12月期)の黒字転換を図る。 2020年度の連結業績について、売上高は1290億円と16

2017年11月09日 14:03

フェリシモ・コレクション事業の現状① 間口広げたレッスン商品、"大人の会話術"など人気に

 近年、売上高の減少が続くフェリシモ。2017年2月期における連結売上高は、前期比10・7%減の309億円。10年前の07年2月期連結売上高541億円と比較すると大きく減らしている。 同社は、色・柄・デザインの違う商品が毎月1回届くコレクション(定期便)が主力事業だ。業績不振を受けて、前期からファッ

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