通販企業の動向 ARTICLE

2018年04月26日 10:55

アマゾンの生鮮品EC  レシピサイトから新客獲得、「クックパッド」など2サイトとレシピページに"購入ボタン"

 アマゾンジャパンは運営する生鮮食品などのネット販売サービス「Amazonフレッシュ」の新規顧客獲得の強化に乗り出した。料理レシピ情報サイト2社と連携し、紹介するレシピで使用する食材を簡単に購入できるよう当該レシピページにアマゾンの商品購入ページに遷移するリンクボタンを設けた。レシピサイトとの連携以

2018年04月19日 10:22

楽天とビックカメラ 「楽天ビック」を開設、今夏にも当日配送開始

 楽天とビックカメラは4月11日、楽天が運営する仮想モール「楽天市場」内に、家電の通販サイト「楽天ビック」を開設した。大型家電の設置や配送面などで利便性を向上させるほか、O2O関連施策も強化。さらには注文当日の配送や、両社による独自商品の開発も視野に入れる。楽天では、家電販売のサービスレベルを向上す

2018年04月19日 10:12

【ロコンド 中期経営計画を策定】 3年後に取扱高300億円計画、初年度赤字も広告投資拡大

 靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは、今期(2019年2月期)からスタートする中期経営計画を策定し、3年後の21年2月期に取扱高300億円、営業利益30億円の達成を目標に掲げた(図表参照)。 同社は前々期(17年2月期)に初の黒字化を達成し、前期は運賃値上げがありながらも配送サービスを

2018年04月12日 10:29

【藤原尚也CMO兼web事業長に聞く ドゥクラッセのECとCRMの基本戦略は?】 今夏に基幹システムを刷新、新規開拓をウェブにシフトへ

 DoCLASSE(ドゥクラッセ)は、EC事業強化の一環としてCCCや旧ガシー・レンカー・ジャパン、マードゥレクスなどでデジタルマーケティングを推進した藤原尚也氏を招へいし、ウェブの売り場再構築や組織作りを急ぐ。1月1日付でCMO(最高マーケティング責任者)兼web事業長に就任した同氏に、通販と実店

2018年04月12日 10:16

【"商機"をつかめ ソーシャルテック①】 男性用育毛剤で成長、"薄毛"に対する価値観を転換

 ネットの普及を背景に拡大する通販市場。一方、参入障壁の低下から大手や新興企業の参入が増加。競争は激化している。その中でどこに"商機"を見出すか。昨今、ウェブで盛り上がりをみせる市場が「男性用育毛剤」だ。中でも急成長を遂げる1社がソーシャルテック。その原動力はどこにあるのか。既成

2018年04月05日 10:22

【鶴見知久社長に聞く スクロールの成長戦略とは?】 「20年に売上高1千億円へ」、サービス事業にも進出

 スクロールは昨年、個人向け通販において、カタログ通販から撤退した。近年は化粧品通販の買収を進めているほか、今年初めには旅行会社のトラベックスツアーズを買収するなど、新事業にも参入。今後は「複合通販」を旗印に、生協向けの「通販事業」とネット販売の「eコマース事業」、化粧品・健康食品の「健粧品事業」、

2018年04月05日 10:12

しまむら ECチャネルの開拓に着手、早期に外部モール出店、店舗取り寄せアプリも

 カジュアル衣料大手のしまむらは、消費者の購買行動の変化などに対応してECチャネルの開拓に着手する。まずは早期に外部のECモールに出店するほか、顧客が気になる商品を最寄りの実店舗に取り寄せることができるスマホアプリを今夏にも投入する。来期には自社通販サイトも開設する方針で、専用倉庫の確保も視野にEC

2018年03月29日 11:28

ファンケル中期経営計画 3年後に売上高1260億円、ブランド多角化で海外展開も加速

 ファンケル3年後に1260億円の売り上げを目指す。化粧品はブランドを多角化、健康食品はパーソナルサプリメントの発売による独自市場の創造に成長力を求める。20年度以降の継続成長を見据え、海外の本格成長に向けた布石も打つ。前中計で成長の原動力になった広告先行戦略を維持しつつ、収益性にもこだわり営業利益

2018年03月29日 10:03

ロコンド シャディの全株を共同取得、ラオックスと投資会社運営、ITと販路拡充で経営改善へ

 靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは、投資事業会社のLキャピタルトーキョー(LCT)を設立し、同社を通じてニッセンホールディングスからギフト販売大手シャディの全株式を20億円で取得することを決めた。併せて、LCTをロコンドの業務提携先であるラオックスとの合弁会社体制に移行し、ロコンドの

2018年03月23日 10:29

【北川拓也執行役員が語る"楽天市場の近未来像"】パーソナライズ化が強み伸ばす、人間はイノベーション創出に専念

 楽天の仮想モール「楽天市場」では、個々のユーザーにあわせてサービスを最適化する「パーソナライズ化」を進めている。先頭に立つのは、グループのデータを統括する北川拓也執行役員だ。楽天の目指すパーソナライズ化とはどんなものか。北川執行役員に楽天市場の近未来像を聞いた。 ――楽天での役割は。 「グループ全

2018年03月23日 10:14

【GDOのネット販売戦略とは㊦】 独自商品展開し差別化、課題の配送料にも対策図る

 ゴルフ用品のネット販売などを行うゴルフダイジェスト・オンラインが引き続きリテール事業の拡大を目指す中で、最初の課題となっていたのが配送料値上げ。これについても今期から対策を図っている。これまで通販で購入金額2000円から商品の無料配送を行っていたが、1月16日からは「1注文で送料324円」という方

2018年03月15日 10:08

ロコンド 対ゾゾ同盟を今夏にも始動、競合モール間で在庫共有化、販促強化やロコンド店舗も

 靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは、ファッションECの取扱高で第2位を目指すとともに、"対ゾゾタウン同盟"を今夏にもスタートさせるべく、競合ファッションECモールと在庫共有化をベースにした業務提携を進める。 ファッションEC市場ではスタートトゥデイの商品取扱高が2

2018年03月15日 10:04

【GDOのネット販売戦略とは㊤】 女性向けウエアなど伸長、「ゴルフ場予約」との相互送客進む

 ゴルフ用品のネット販売などを行うゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)では、2017年12月期の連結業績が売上高、利益ともに2ケタ増で推移した。ECでの好調を支えたのは、女性向けアパレルでの新規需要開拓をはじめ、昨年6月より開始した新会員制度に基づく他サービスとの連携強化があり、集客につながる大

2018年03月08日 10:15

クラウンジュエル マーケットプレイスを始動、1年間で数十社を誘致へ、付帯業務の提供も視野

 スタートトゥデイ100%子会社のクラウンジュエルは3月1日、ファッション通販サイト「ゾゾタウン」内で展開するブランド古着の専門店「ゾゾユーズド」でマーケットプレイス事業を始め、同日からコメ兵が運営する「KOMEHYO」とゲオ運営の「セカンドストリート」が出店した。 クラウンジュエルはこれまでもスト

2018年03月08日 10:07

ヤフーの仮想モール 出店者向けに新物流サービス構想か、SBファンドの出資先活用?

 ヤフーは運営する仮想モール「ヤフーショッピング」の出店者向けに新たな物流サービスを構想していることを示した。3月2日に都内で開催した優良店を表彰する「ヤフーショッピングベストストアアワード2017」の表彰式に登壇したヤフーの仮想モール事業を統括する小澤隆生ショッピングカンパニー長が言及したもの。具

2018年03月01日 10:19

千趣会 官民ファンドから70億円調達、ECやブライダル等に投資、JFRの持分法適用外に

 千趣会は2月26日開催の取締役会で、REVICパートナーズが管理運営する官民ファンド「地域中核企業活性化投資事業有限責任組合」を割当先とした第三者割当により、25億円のA種優先株式(償還型)および45億円のB種優先株式(転換型)を発行することを決めた。千趣会はJフロントリテイリング(JFR)の持分

2018年03月01日 10:16

世界文化社 「和美人百貨店」で実店舗、オリジナル商品など販売

 世界文化社は2月20日~4月1日、雑誌「きものSalon」の通販サイト「和美人百貨店」がプロデュースするリアルショップ"和美人カフェ"を未来屋書店碑文谷店(東京都目黒区)のカフェスペースに開設している。 今回、未来屋書店から世界文化社にリアル展開の依頼があり、和雑貨などを提案す

2018年02月22日 10:23

アマゾンの前期決算 日本の売上高は1割増、円換算では1兆3360億円に

 米アマゾン・ドット・コムが公表した前期(2017年12月)における日本(=アマゾンジャパン)の売上高は前年比10・2%増の119億700万ドルだった。同社が2月2日に米証券取引委員会に提出した年次報告書で明らかにした。同年の平均為替レート(112・2円)で円換算すると1兆3360億円となり、201

2018年02月15日 10:23

髙谷成夫社長に聞く健康コーポレーションの再成長戦略は? 「リブランディングを推進」、顧客に驚き与える商品を開発

 RIZAPグループ子会社の健康コーポレーションでは昨年10月、元オルビス社長の髙谷成夫氏が社長に就任した。豆乳クッキーダイエットや美顔器の通販で一世を風靡(ふうび)した同社だが、近年はプライベートジム「ライザップ」が急成長。M&Aを積極的に行っていることもあり、グループに占める同社の売り上げ比率は

2018年02月08日 10:35

スタートトゥデイ初のPBが始動 数千パターンからサイズ提案、採寸用スーツは最大8カ月待ち、セールせず限界価格で販売

 スタートトゥデイは1月31日、初のプライベートブランド(PB)「ゾゾ」の第1弾として、Tシャツとデニムパンツを発表し、通販サイト「ゾゾタウン」で販売を始めた。 PBについては昨年10月下旬から段階的に情報を開示。"究極のフィット感""ベーシックアイテム"など

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