通販企業の動向 ARTICLE

2019年05月23日 11:53

【ヒラキの伊原英二会長に聞く 今期の靴販売事業の戦略は】 小型店舗でニーズ分析、関西で新規10店舗を計画

 靴の企画・販売などを手がけているヒラキは6月27日付で、向畑社長が辞任し、伊原英二会長が新たに社長を兼務する。減収減益となった前期業績の立て直しに向けて、今期に拡充する小型のアンテナショップを通じた消費者ニーズの洗い出しなどについて6月より社長を兼務する伊原会長に詳しい話を聞いた。  ――現

2019年05月16日 14:04

【auコマース&ライフの八津川社長に聞く Wowma!の今後の戦略とは㊤】 「auユーザーの購入数が急増」、今年のテーマは“変化を進化に”

 タイムセールサイト「LUXA(ルクサ)」を手がけるルクサと、仮想モール「Wowma!(ワウマ)」を運営するKDDIコマースフォワードが合併する形で、4月1日に誕生したauコマース&ライフ(aCL)。親会社のKDDIでは、コード決済サービスに参入するとともに、「au ID」のKDDIユーザー

2019年05月16日 13:34

スクロール 化粧品とネット販売に集中、販促費減らし利益確保へ

 スクロールは、健康食品と化粧品を販売する「健粧品事業」の事業モデルを転換する。前期は化粧品のプロモーションをテレビなどで積極的に展開したものの、思うように売り上げが伸ばせなかった。2020年3月期は販促費を減らし、ネット販売に特化。顧客基盤の構築を進めることで黒字転換を見込む。  健粧品事業

2019年05月09日 11:43

ゾゾ PB縮小も体型データ活用、出店ブランドの服をマルチサイズで、年内に中国再進出も

 ゾゾは、プライベートブランド(PB)事業を縮小する。一方で出店ブランドが企画した服をマルチサイズ展開する新規事業や自社EC支援サービスの強化、中国再進出など新たな挑戦に取り組み、有料会員サービスで失った出店ブランドとの信頼関係を取り戻す。  同社のPB事業は、無料配布した採寸用ボディースーツ

2019年05月09日 11:32

【メチャカリ部の澤田昌紀部長に聞く ストライプインターのサブスク戦略】 有料会員数が1.3万人に、サブスクは「言葉が独り歩き」

 「アースミュージック&エコロジー」など衣料品ブランドを展開するストライプインターナショナルのファッションサブスクリプションサービス「メチャカリ」が好調だ。メチャカリは専用アプリから月額5800円で新品の服3アイテムを借り放題できるというもの。春夏商品の投入に合わせてCM放映を実施し、有料会

2019年04月25日 11:37

オイシックス・ラ・大地 ママ社員の“復職式”開催、事前研修など支援策を用意

 オイシックス・ラ・大地は4月18日、育休から復職する社員を対象とした復職式を開催した。経営統合前を含めて今年で3回目の取り組みで、復職者に対する支援策の1つとして位置付ける。復職式のほかに、復職前の戦略説明などの研修を用意してスムーズな復職を目指す。  復職式は、復職する部署のメンバーからの

2019年04月25日 11:34

【三陽商会 ECの成長戦略は?㊦】 ブランド別のECを開設、自社モールとID連携、運営はルビー主体で

 三陽商会(は今期(2019年12月期)、岩田功社長が責任者を務める「デジタル戦略本部」を新設し、デジタルトランスフォーメーションの取り組みを活発化させるのに合わせ、EC事業ではオペレーションの強化を図るために自社通販サイト「サンヨー・アイストア」の運営を子会社のルビー・グループに移管していく。

2019年04月25日 11:30

楽天 ビックの物流網活用へ、楽天市場の大型家具など配送

 楽天とビックカメラは、物流網の相互活用を進める。「楽天市場」に出店する店舗の商品をビックの物流網で配送したり、ビックが扱う小型商品を楽天の物流網で配送したりできるようにする。楽天では現在、楽天市場出店者向けに、同社独自の配送ネットワークを構築しており、ビックとの協業で展開を加速したい考えだ。

2019年04月18日 11:40

【三陽商会 ECの成長戦略は?㊤】 自社ECが再成長へ、速度改善や決済多様化、ルビーとの連携も奏功

 三陽商会は、成長戦略のひとつに掲げる”デジタルトランスフォーメンション推進”の一環として自社ECのコンテンツやオペレーションの強化などに本腰を入れ、ECチャネルの成長を再加速させる。  前期(2018年12月期)のEC売上高については前年比6・2%増の53億1700万

2019年04月11日 11:29

【西田耕三社長に聞く ナチュラムの成長戦略㊦】 「PB商品の認知高める」、キャンプブームが後押し

 前号に続き、ナチュラムの西田耕三社長(=写真)に今後の戦略などを聞いた。  ――売れたプライベートブランド(PB)商品についてどう分析している。  「昨今のキャンプブームに合致したのが大きいではないか。1月に発売したテントは家族用の大きなものだが、1人でも短時間で設置できる点が評価され

2019年04月11日 11:24

ドゥマン 通販サイトを閉鎖へ、送料負担大きく継続困難

 食品のネット販売を行うドゥマンは5月31日に、スイーツなどを中心に販売する食品通販サイト「オーガニックサイバーストア」を閉鎖する。自社サイトのほか、各主要仮想モールで展開する全出店店舗も同時に閉鎖する。スイーツなど冷凍品を多く扱っていたことから、送料の値上げの影響を受けて配送コスト負担が大きくなっ

2019年04月04日 13:54

ジャパネットホールディングスの2018年12月期売上 2000億円の大台突破、通販カタログがけん引

 ジャパネットホールディングスの2018年12月期のグループ連結売上高は前年比5.4%増の2034億円と3期連続で最高売上高を更新した。4月1日に本社で開催した報道向け説明会で明らかにした。年商が2000億円を超えたのは初めて。  髙田旭人社長(=写真)は前期を含めた近年の成長要因について「私

2019年04月04日 13:45

【西田耕三社長に聞く ナチュラムの成長戦略㊤】 「損益管理徹底し黒字化」、キャンプ用品のPB好調

 スクロールは昨年1月、フランスのアウトドア用品販売会社デカトロン エス・エー社から、アウトドア用品・釣り具通販のナチュラムを買収した。ナチュラムは1996年にネット販売をスタートした老舗ネット販売企業だが、競争激化などもあり業績が悪化。スクロールによる買収直前となる2016年12月期には最終赤字を

2019年04月04日 13:39

【イーベイジャパンの佐藤丈彦戦略本部長に聞くQoo10の強みと今後の課題㊦】 投資の優先順位が明確に、テレビCMの活用に手応え

 前号に引き続き、仮想モール「Qoo10」を手がけるイーベイジャパンの佐藤丈彦戦略本部長に、今後の成長戦略や他の仮想モールとの差別化策について話を聞いた。                       ◇  ――国内モールとしては後発組だが、そのデメリットやメリットとは。  「国内で

2019年03月28日 16:28

ヨックモックがEC主販路に新ブランド、働く女性ターゲットに”ごほうびクッキー”を展開

 洋菓子の製造販売を行うヨックモックが保存料などの添加物を使用せず、シンプルで栄養価の高い原材料で製造した安心でおいしさを兼ね備えた”ごほうびクッキー”を3月末から発売する。百貨店を主販路とした主力の贈答品向け菓子「ヨックモック」とは別ブランドとして展開し、販路もメインは自社

2019年03月25日 14:37

ロコンド モバコレ統合し新サイト開設、物流拠点も3.3倍に拡張、EC受取店を展開へ

靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは今期(2020年2月期)、ファッションECモールで国内第2位のプラットフォーマーを目指して高付加価値戦略やモバコレの統合、物流拠点の拡充、フランチャイズ店舗の開発などに取り組む。  高付加価値戦略では、競合の「ゾゾタウン」が低価格商材を強化する中

2019年03月14日 10:47

イマジン・グローバル・ケア 健康食品の「免疫力向上」表示めぐり社告掲載

 健康食品通販を行うイマジン・グローバル・ケアに景品表示法に基づく調査が行われていることが分かった。消費者庁は、調査について「個別案件については答えていない」としている。一方、イマジン・グローバル・ケアは、3月7日付の新聞に表示が誤認を与えることをお詫びする内容の社告掲載を行っている。  社告

2019年03月07日 10:16

ロコンド 千趣会からモバコレ買収

 靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは3月1日、千趣会が保有するモバコレの全株式を4億8800万円で取得する株式譲渡契約を結んだ。株式取得日は3月29日を予定。ロコンドはアパレル商材の充実と手薄な20代ユーザーの囲い込みを図る。千趣会は経営再建に向けたグループ会社の再編を進めており、伸び

2019年02月28日 11:31

アマゾンジャパン 5月からの全商品にポイント付与で、原資負担を出品者に強制へ、強権発動に不満の声も

 アマゾンジャパンは5月23日から同社サイトで販売する全商品に独自ポイント「Amazonポイント」を付与する試みを開始するため、同社サイトで商品を販売する「Amazonマーケットプレイス」の出品者にポイント付与の原資負担を強制する。2月20日に同社が出品者に通知した。同社では全品ポイント付与開始で一

2019年02月21日 16:33

ケフィアの巨額被害事件 鏑木武弥氏が自殺か、弁護団「今後も活動」と声明

 警視庁が出資法違反容疑で捜査するケフィア事業振興会の元社長、鏑木秀彌氏の長男、武弥氏が2月13日、都内の自宅マンションで亡くなっているのが見つかったという。自殺とみられるが、同社による巨額被害事件の真相を知る人物の一人。実態解明の動きが懸念される。一連の報道に、同社の元社員は、「鏑木親子が全部やっ

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