通販企業の動向 ARTICLE

2019年11月14日 11:27

【スタイルヴォイス 有力アパレル出資のEC始動】 ライフスタイル商材を提案、スタート時は12社42ブランド、キュレーターと二人三脚で

 有力アパレル3社が出資するスタイルヴォイスは11月11日、影響力のあるキュレーターが記事コンテンツを発信するメディア型の通販サイト「スタイルヴォイスドットコム」(画像)をオープンした。  開設時の参加企業は親会社のジュンとマッシュホールディングス、デイトナ・インターナショナルを含む12社42

2019年11月07日 14:43

スクロール 化粧品事業の赤字拡大、今中間期、主力の通販事業は好調

 スクロールで化粧品・健康食品を販売する「健粧品事業」が苦戦している。今中間期の売上高は、前年同期比32・0%減の18億1700万円、セグメント損益は4億400万円の赤字(前年同期は2億7500万円の赤字)となった。化粧品子会社の豆腐の盛田屋において、中国での規制変更(中国EC法)により、卸売り販売

2019年10月31日 15:53

楽天 名古屋で「うまいもの大会」、初日から多数の来場者

 楽天は10月24~30日の7日間、名古屋市の百貨店「ジェイアール名古屋タカシマヤ」の催事場において、運営する仮想モール「楽天市場」人気グルメ店を集めた物産展「楽天うまいもの大会」を開催した。  「うまいもの大会」は2010年に東京で初開催したイベントで、名古屋での開催は8回目となる。今回は開

2019年10月31日 11:34

【ピーチ・ジョン 下着の販促・最前線】 下着モデルを一般公募、等身大の親近感が購買の決め手に、ECや広告などに起用

 ピーチ・ジョンは10月30日、同社で初めて一般公募した下着の着用モデル「リアルサイズモデル」を発足した。  下着を通じて”ありのままの自分”にもっと自信を持ってもらうため、今年6月に公式SNS上でリアルサイズモデルを募集。600人以上の応募者の中からオーディションで選

2019年10月24日 14:22

キューサイ 青汁企業から脱却、ケール事業で新たな取り組み

 キューサイは10月16日、新たなコーポレートスローガンとロゴとを発表した。この10月に創業55年目を迎え、青汁だけの企業というイメージから脱却し、健康と美に関するケール事業の企業としての認知を図っていく。「既存事業の進化」「新事業の創造」「顧客視点の拡大」の3点を軸に新たな取り組みを推進する。

2019年10月24日 14:15

ジャパネットグループ 番組で紹介したモノをECで、新BS局での収益モデルに言及、通販番組以外で物販を

 「例えば、散歩しながら食べ物や工芸品を紹介するような番組を作り、番組で紹介したものが(インターネットで)購入できるような仕組みなど今、色々とどのようなモデルがよいのか固めているところ」。ジャパネットホールディングスの髙田旭人社長(=写真)は子会社を通じ、2021年からの開局を目指しているBS放送局

2019年10月17日 15:20

サブスクサービスを開始【ファブリックトウキョウ D2Cの成功要因と次の一手㊦】 無人店舗の新ブランドも

 前号に引き続き、FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)の森雄一郎CEOに、D2Cの事業環境や取り組み状況を聞いた。  ――丸井との資本業務提携は店舗展開や人的交流も含めて有益だ。  「当社にとって非常に大きな影響がある。実店舗は現状の16店舗のうち、丸井さんには7店舗でお世

2019年10月17日 15:09

ファーストリテイリング グループEC化率11%に、年平均成長率31%、20年度は13%を計画

 ファーストリテイリングでは、グループ全体でEC化率の向上を図っている。国内ではアプリを起点に顧客の声を拾う仕組みの充実を図っており、商品制作などにも反映。合わせて実店舗とECの連携も強化していくことで、併用者が増加し、売り上げ拡大に大きくつながっている。  同社の国内外を含めたグループEC事

2019年10月17日 14:52

楽天 “有識者会”でサイト改善、ファッション事業でブランドとの関係性重視

 楽天は10月15日、9月に発表した同社のファッション事業における新構想「Rakuten Fashion(楽天ファッション)」の実現に向けて、ファッション関連のノウハウを持つ有識者を集めた会合を設立すると発表した。ファッションに知見のある専門家の意見を取り入れることで、サイトデザイン改善やユーザーと

2019年10月10日 10:47

【ファブリックトウキョウ D2Cの成功要因と次の一手㊤】 旧態依然とした業界にメス、カテゴリー絞って品質担保

FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)は、初回のみ店舗で採寸し、2回目以降は簡単にオーダースーツやシャツなどをウェブ注文できるD2Cブランド「ファブリックトウキョウ」が好評だ。今年5月には丸井と資本業務提携を結び、実店舗展開も加速している。足もとでは同ブランドでサブスクリプションサービス

2019年10月03日 11:04

消費者調査の限界露呈【だいにち堂VS消費者庁㊦】 だいにち堂「結果を都合良く解釈」と指摘

 だいにち堂による景品表示法の処分取消訴訟では、互いに行う消費者調査の正当性をめぐり、だいにち堂が改めて消費者の認識を探る再調査を行った。消費者庁による問題点の指摘を反映させ、あえて実施したもの。だが、結果は同じ。消費者の認識を消費者調査に依存するという、消費者庁自らが選択した手法にジレンマが生じて

2019年09月26日 14:48

【だいにち堂VS消費者庁㊤】 消費者認識の「再調査」へ、アンケートの問題指摘受け

 景品表示法の処分取消訴訟において、「消費者の誤認」の有無を、消費者調査で立証するケースが相次いでいる。だいにち堂の訴訟では、国と事業者が互いに行う「消費者調査」の出来を競う批判合戦に発展。判断が難しい消費者の認識を消費者調査で立証する手法がスタンダードになりそうだ。  景表法は、消費者庁への

2019年09月19日 10:42

楽天 衣料品通販サイトを刷新、ブランドとの関係性強化

 楽天は9月17日、ファッション関連のプラットフォーム「Rakuten Fashion(楽天ファッション)」を立ち上げると発表した。まずブランドが集まるファッション通販サイト「Rakuten BRAND AVENUE(楽天ブランドアベニュー)」を10月1日に刷新し、サイト名を「楽天ファッション」に変

2019年09月12日 14:25

楽天の「送料無料ライン統一」 店舗と対話し施策に反映、丁寧に説明し懸念を解消 

 仮想モール「楽天市場」において、送料無料となる購入額を税込み3980円で統一することを発表した楽天。全店舗で統一した基準を設けることでユーザーに分かりやすさを打ち出し、楽天市場の流通総額拡大ペースを加速したい考えだが、運営方針を大きく変える必要があるだけに出店店舗の理解は不可欠。導入は来年2~3月

2019年09月05日 11:19

ドゥクラッセ 大型店拡充しメンズ強化、店舗事業で今期100億円へ

 DoCLASSE(ドゥクラッセ)は今期(2020年7月期)、実店舗の大型化とメンズ取り扱い店の強化などに取り組む。  同社の実店舗事業は、岡田峰昌ドゥクラッセザストアCOOが5年前に当該事業の責任者に就任して以降、アパレル店頭小売りのノウハウを注入して成長軌道に乗った。店舗数の拡大に加え、カ

2019年08月30日 15:27

2018年度通販市場、8.3%増の8兆1800億円に BtoBやモールが好調【日本通信販売協会調べ】

 日本通信販売協会(JADMA)が8月21日に発表した2018年度(18年4月~19年3月)の通販市場売上高(速報値)は前年度比8・3%増の8兆1800億円だった(表参照)。金額ベースでは前年度比で6300億円の増加。マイナス成長だった1998年度以降、20年連続の増加で、直近10年間の平均成長率は

2019年08月29日 10:56

【吉岡社長に聞く アスクルの“これから”は?】 ヤフーとの話し合い開始へ、川邉社長との面談も要請

 運営する通販サイト「LOHACO(ロハコ)」の運営や低迷する業績の責任などを巡って、筆頭株主のヤフーと対立が続くアスクル。8月2日開催の定時株主総会でヤフーらの反対で退任に追い込まれた同社創業者の岩田彰一郎氏に代わって、代表取締役社長兼CEOに就任した吉岡晃氏に今後のヤフーとの関係性や方針、今回の

2019年08月22日 15:30

【アスクルVSヤフーの行方㊦】「独立性犯すなら戦う」 吉岡新社長がヤフーと対立継続を表明、一方で歩み寄りの動きも

「(アスクルの)独立性を犯すものがあれば、岩田がいないのであれば私が戦っていく」--。ヤフーやプラスら大株主の再任反対の議決権行使により、岩田彰一郎氏は8月2日開催の定時株主総会で自ら創業し、年商4000億円目前の大企業に育て上げたアスクルの社長から退く事態となった。  これまでロハコ事業など

2019年08月08日 17:08

【アスクルVSヤフーの行方㊤】岩田氏、アスクル社長を退任 株主総会でヤフー側と”舌戦”

 運営する通販サイト「LOHACO(ロハコ)」の運営や業績への責任論などを巡って資本提携の解消を要求するなど筆頭株主であるヤフーらとの対立が続いているアスクルは8月2日、都内で定時株主総会を開催し、ヤフーおよび同社に同調するプラスら大株主の事前の岩田社長再任に反対する議決権行使などで岩田氏はアスクル

2019年08月08日 15:11

ファンケル キリンHDと資本提携、キリンが1293億円出資し筆頭株主に

 ファンケルは8月6日、キリンホールディングスと資本業務提携を発表した。キリンは9月6日付で1293億円を出資し、ファンケルの発行済株式の30・3%(議決権ベースで33%)を持つ筆頭株主になる。ファンケルは、キリンの持分法適用会社になる。(写真左からファンケルの島田和幸社長兼CEO、池森賢二会長、キ

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