通販企業の動向 ARTICLE

2020年02月13日 11:57

アスクル 社外取締役に後藤玄利氏ら選定、指名報酬委員会の権限強化も

 アスクルは2月5日、ケンコーコム(16年に楽天が買収し、その吸収合併)の創業者の後藤玄利氏ら4人の新たに選定した独立社外取締役候補について3月13日開催の臨時株主総会で選任決議を行うと発表した。  同社は上場会社としての独立性などを担保すべく、役員人事などを決定する際、独立社外取締役を中心と

2020年02月06日 13:50

アマゾンの2019年の日本の売上高、1.7兆円に

 米アマゾン・ドット・コムが公表した前期(2019年12月)における日本の売上高は前年比15・7%増の160億200万ドルだった。同社が1月30日に米証券取引委員会に提出した年次報告書で明らかにした。同年の平均為替レート(108・9円)で円換算すると1兆7443億円となり、18年12月期の日本の売上

2020年01月30日 17:30

ケフィアの巨額被害事件 配当は18億円に、被害対策弁護団会見、税還付で19億円上乗せも

 破産したケフィア事業振興会とグループ会社の第2回債権者集会が1月21日に都内で開催されたのを受け、ケフィアグループ被害対策弁護団(団長・紀藤正樹弁護士)が同日に会見を行った。配当が見込める破産者として新たにかぶちゃん農園、かぶちゃんインターナショナルの2社が加わり合計13社(者)となり、配当総額は

2020年01月30日 13:33

楽天SOY グランプリはMOA、2位山善、3位アルペン 

 楽天は1月28日、都内で「楽天市場」に出店する、約4万9500店舗を対象にした「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)2019」の授賞式を開催した。同賞は売り上げやユーザーの人気投票などを基に選ばれた店舗を表彰するもの。総合賞のほか、各ジャンルのすぐれた店舗に贈られるジャンル賞と楽天市場の各サー

2020年01月23日 13:21

ロコンド 購入率向上へアプリ改修、オリジナルブランドも強化

 ロコンドは、収益力強化に向けて主力のEC事業およびプラットフォーム事業、ブランド事業で新たな取り組みを始める。  EC事業については、前期(2019年2月期)からテレビCMへの投資を開始。前期は1年間でCM費用に12億円弱を投じた。今期は第3四半期(3~11月)までのCM費用が6億円強で、当

2020年01月16日 13:49

<本紙アンケート調査 各社に聞く重要課題> 1位は不動の「新規顧客の開拓」、「商品の開発・育成」が重要度増す

 通販新聞社は昨年12月、通販・通教実施企業を対象に事業を展開する上での課題に関するアンケート調査を行った。重視する課題としてトップになったのは過去の調査と同様に「新規顧客の開拓」だった。2位となった「既存顧客の継続化」とともに事業成長のキーとなる項目だけに、最も重視しているとする企業が多い。3位に

2020年01月16日 11:45

【aCL・八津川博史社長に聞く 2019年の「auワウマ」㊦】 「サービスと商材の幅広げる」、ポンタとポイント統合で成長へ

 前号に続き、auコマース&amp;ライフ(aCL)の八津川博史社長(=写真)に、2019年に行った施策の成果などを聞いた。 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp;

2020年01月09日 14:22

【aCL・八津川博史社長に聞く 2019年の「auワウマ」㊤】 「ベストコマース」実現に注力、優待会員向けサービスが充実

 auコマース&amp;ライフ(aCL)が運営する仮想モール「au Wowma!(ワウマ)」の2019年における流通額は前年比31%増となったようだ。昨年はタイムセールサイト「LUXA(ルクサ)」を手がけるルクサと、仮想モール「Wowma!(ワウマ)」を運営するKDDIコマースフォワードが4月1日付

2020年01月09日 13:39

 【新社長に聞く・今後の成長戦略 ヴェントゥーノの中野勇人社長】 ウェブ活用強化へ組織再編、広告運用の基礎固め、法知識強みに成長へ

 健康食品通販を行うヴェントゥーノは昨年、組織の若返りを目的に創業者の中溝公次氏が会長に退き、中溝氏の親族でJR九州に在籍していた中野勇人氏が代表取締役社長に就任した。EC市場を中心に通販市場の拡大が進む中、かつて九州勢が一角を占めた健食市場も主要プレーヤーの勢力図が変化しつつある。中堅通販企業は、

2019年12月25日 14:26

【楽天・野原彰人執行役員が語る“2019年の楽天市場”】 変化に対応し新規客開拓、消費者から選ばれ続ける売り場に

 楽天が運営する仮想モール「楽天市場」では、決済や配送など、サービス面の統一性を高めている。特に「送料無料となる購入額の全店舗統一」を打ち出したことは大きな反響を呼んだ。新施策にはどんな狙いがあるのか、そして店舗の反応は。2019年の取り組みを野原彰人執行役員に振り返ってもらった。 &nbsp;

2019年12月25日 14:18

【RIZAPグループの鎌谷賢之執行役員に聞く RIZAPの通販戦略とは?】 「原点に立ち返り通販強化」、子会社の成功事例を活用

 RIZAPグループが通販事業に力を入れる。ネット販売からスタートした同社だが、現在はパーソナルジム「RIZAP」などのサービス事業が主力となっている。今後はグループ各社でネット販売を強化するほか、グループの新しい通販ブランドを立ち上げる。中長期的には全社売上高に占めるネット販売の売り上げを50%ま

2019年12月12日 16:01

象印の通販サイト 顧客がカード情報窃取被害、同社装った詐欺メール経由で

 象印マホービンは12月5日、子会社の象印ユーサービスが運営する、部品や消耗品の通販サイト「象印でショッピング」が不正アクセスを受け、顧客情報(クレジットカード情報は含まず)が最大で28万件流出した恐れがあると発表した。また、同サイトから不正に取得したメールアドレスに対し、攻撃者が詐欺メールを送りつ

2019年12月12日 11:39

ジャパネットグループ 今期も売上2000億円越えへ、増税前駆け込み、エアコン販売増などで

 ジャパネットホールディングスのグループ全体の今期(2019年12月)の売上高は初めて2000億円を突破した前期の売上高を上回って着地する見通し。12月6日に開催した会合で髙田旭人社長が明らかにした。消費増税前の駆け込み消費をつかんだことや猛暑を背景に需要が高まり、また、設置体制などを強化したエアコ

2019年12月05日 14:44

楽天 酒類が対象商品外に、送料無料ライン統一で「赤字販売」を防止

 楽天では、仮想モール「楽天市場」において、来年3月中旬に予定している「全店舗共通の送料無料となる購入額」に関して、酒類を対象商品外にしたことが分かった。11月28日に店舗へガイドライン変更を通知した。  酒税法が定める「酒類」の定義に該当する商品は、店舗の任意で共通の送料無料ラインから除外す

2019年12月05日 11:27

消費者庁 プラットフォーム規制で検討会、新経連は検討委員にならず

 消費者庁がデジタル・プラットフォームの環境整備に向けた検討会を行う。12月5日に第1回会合を開催。月1回のペースで検討を行い、来夏をめどに報告書をまとめる。デジタル・プラットフォームの規制をめぐっては、政府が新法案の策定を検討するほか、公正取引委員会も独占禁止法上の考えを示すなどしている。消費者庁

2019年11月28日 10:33

【在京キー局各社の上期TV通販売上高】 ディノス・セシールがトップ、3社が2桁増収で推移

 在京テレビキー局5社が手がけるテレビ通販事業の今上期(4~9月)の業績が出そろった。消費税増税前の駆け込み消費の取り込みや通販枠の拡大、ヒット商品の登場などで前年同期の実績を上回る企業も少なくなかった。各社の今上期のテレビ通販事業の状況について見ていく。 主力枠順調で10%の増収に  

2019年11月28日 10:26

【高島屋 通販事業の現状と戦略㊦】 カタログ通販が好調維持、中価格帯衣料でPB再開へ、有料会員数も復調に

 高島屋の今上期(3~8月期)におけるカタログ通販事業の売上高は前年同期比9・8%増と好調を維持した。  ファッションや食料品、リビングの各カテゴリーで伸ばしたが、とくにファッション領域では戦略的に拡大している中価格帯商品の企画「スタイル・プリュ」が好調で、従来のレディース衣料だけでなく、上期

2019年11月21日 16:04

ピジョン EC起点に顧客拡大へ、妊娠前・初期からの需要開拓

 育児・マタニティ用品などを取り扱うピジョンは10月に自社通販サイトの「ピジョン公式オンラインショップ」(画像)を開設し、合わせて「楽天市場」にも出店するなど約6年ぶりにEC事業を再開した。ネットをフックに、より幅広い顧客層へのアプローチを図る考えで、情報発信の強化や限定商品による囲い込みなどを図っ

2019年11月21日 10:29

高島屋 【高島屋 通販事業の現状と戦略㊤】 店頭からのEC送客強化、歳暮で玉川店にEC紹介ブース、レシートでの告知も

 高島屋の今上期(3~8月)における主力通販サイト「高島屋オンラインストア」の売上高は前年同期比約11%増で、子会社のセレクトスクエアが運営する衣料品通販サイト「高島屋ファッションスクエア」を含めたグループのネットビジネス全体の売上高は同約8%増の76億円と順調に推移した。  「高島屋オンライ

2019年11月14日 16:18

ベガコーポレーション 利益改善施策が着々、自社ECシフトなどが奏功

 家具や日用品などのネット販売を手がけるベガコーポレーションでは、今上半期(4月~9月)において利益改善に向けたてこ入れが大きく進んでいる。旗艦店(自社通販サイト)の売り上げ比率を拡大できたほか、物流の効率化なども図れたことで、前期末の赤字から黒字転換を果たしている。  「モール店よりも旗艦店

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