2013年09月19日 09:50
これまで破竹の勢いで業績を伸ばし続けてきた中堅化粧品のドクターシーラボがここに来て正念場を迎えている。前期(2013年7月)の売上高は03年の上場以来初めてとなる減収で着地、利益も2桁減益と苦戦を強いられている。ドクターシーラボに何が起こったのか。また、同社に今後、復活の芽はあるのか。ドクターシー
2013年09月12日 09:52
通販実施企業にとって、消費者との接点作りや重要顧客の囲い込み策は、次の成長に向けた重要なテーマのひとつだ。最近では、多くの集客が見込まれるイベントに協賛・参加したり、リアル店舗を構えることで既存の販売チャネルではリーチしづらい層への認知を広げる取り組みや、顧客参加型のイベントを開催して企業やブランド
2013年09月05日 18:11
本紙が調査した2012年度(2012年6月~2013年5月)のテレビ通販実施企業の主要上位30社の売上高合計は前回調査比0・6%増の5025億円だった。市場をけん引する通販専門チャンネル2社が堅調で市場規模拡大は微増ながら維持したものの、市場シェアの高いジャパネットたかたやこれまで堅調だったキー局
2013年08月29日 10:16
「ECで圧倒的なナンバーワンになる」──。アスクルとヤフーが資本業務提携を結び、日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」を昨秋に新設して鳴物入りで競合ひしめくBtoC通販に参戦してからまもなく1年が経過する。日本最大のポータルサイトとオフィス用品通販最大手がタッグを組み、ECでアマゾンや楽天に真
2013年08月22日 10:22
ヤマトグループは8月11日から、神奈川県愛甲郡に新設した新コンセプトの大型物流ターミナル「厚木ゲートウェイ」(厚木GW)の稼働を開始した。同グループは今年7月、物流の新たな付加価値創造を目指す「バリュー・ネットワーキング」構想(VN構想)を公表。この中で、全国の大都市圏の玄関口となる地域に最新鋭のマ
2013年08月08日 18:22
通販新聞は今年7月、「第60回通販・通教売上高ランキング調査」を実施し、前号で上位300社の売上高ランキングを発表した。同時に健康食品、化粧品、食品、衣料品といった通販の主力商材の売上高調査も行った(前号にそれぞれのランキングを掲載)。今回は「総合」「家電」「書籍・CD・DVD」「日用品」「家具」
2013年08月01日 09:49
通販新聞社が2013年7月に実施した「第60回通販・通教売上高ランキング調査」によると、上位300社の合計売上高は5兆1425億5900万円となった。12年7月の同期調査と比較すると、市場規模は5・9%増。なお上位200社の合計売上高は4兆8344億円で、前年同期調査から5・7%増だった。 (※表
2013年08月01日 09:38
第60回通販・通教売上高ランキング、上位301社、市場規模は6.4%増
2013年07月25日 10:04
地デジ化や家電エコポイントによるテレビの急激な販売増の反動で大幅な減収減益を余儀なくされたテレビ通販の雄、ジャパネットたかた。今期は"覚悟の年"と位置付け、2010年度に達成した過去最高益の更新を絶対目標に掲げ、高田社長自ら「達成できなければ社長を辞める」と宣言。不退転の決意でテレビなどデ
2013年07月18日 18:33
化粧品大手のカネボウ化粧品(以下カネボウ)が美白関連化粧品の自主回収を発表した。研究開発をベースにし、老舗大手として長年に渡り実績を積み重ねてきた企業の蹉跌は、「製品回収」というリスクがどの企業にも起こりうる事態であることを示している。回収を巡る背景に何があり、なぜ2年もの間、被害症例は放置され続
2013年07月11日 14:40
テレマーケティング関連事業を行う各社の2012年度の売上高が出そろった。上位30社の合計は7577億2400万円となった。上位3社が1000億円を上回った。上位10社で見ると合計は6662億3500万円で、30社全体の87・9%を10社で占めている状況だ。30社の中には通販関連業務の取り扱いに
2013年07月04日 10:02
早いもので半年が経過した2013年。6月には「医薬品ネット販売解禁」「健康食品の機能性表示容認」という、業界にとっては良いニュースが相次いだ。さらには、アマゾンの日本国内における売上高が公表されたというのも、大きな出来事といえるだろう。また、昨年に引き続き、今年も企業買収や事業売却などが相次いだ。デ
2013年06月27日 16:55
大手カタログ通販各社の夏商戦の出足は、商材ジャンルによって若干の差異はあるのもの、各社とも概ね前年同期比で横ばいと前年並みを維持しているようだ。春先から気温がなかなか上がらなかったなど気候要因などでアパレルでは苦戦したところも少なくなかったようだが、雑貨やインテリアなど他商材でカバーするなどで全体
2013年06月20日 10:48
政府が「規制改革実施計画」を閣議決定し、健康食品の機能性表示に向けた制度議論が動き出す。これまで医薬品と食品の狭間であいまいな位置づけに置かれてきた健食は、ついにその形を得る千載一遇のチャンスを手に入れた。だが、消費者団体の強い反発、制度化を巡る多くの課題を解消していくのは容易ではない。健食を巡る
2013年06月13日 15:15
楽天(本社・東京都品川区、三木谷浩史社長)が6月2日から5日にかけて、仮想モール「楽天市場」で実施した大型セール「楽天スーパーSALE」。5回目となる今回は、1日目の総流通額が過去最高の150億円超(速報値)となるなど、好調に推移したようだ。多数の「半額以下アイテム」が目玉の同セールだが、不当な二重
2013年06月07日 15:36
もの余りの時代、単なる価格訴求に頼った販売手法ではなく、いかに消費者を"買う気"にさせるかは小売り業態としての腕のみせどころだろう。昨今では、不用になったアイテムを引き取るなど収納スペースの問題を解消して次の消費を喚起したり、有店舗企業と連携してサイズ感やアフターケアといった消費者が通販
2013年05月30日 12:53
ケンコーコムは今期(2013年12月期※決算期変更に伴う9カ月の変則決算)、抜本的な構造改革に取り組む。収益性の改善を主眼としたもので、商品面で利益率の高い一般用医薬品や健康食品の強化を図ると同時に、楽天グループと連携し物流コストの削減策を推進。ケンコーコムは売り上げを堅調に伸ばしているものの、主
2013年05月16日 20:29
ファンケルの創業者、池森賢二氏が4月、同社の会長に就任し現場復帰した。池森氏による新体制の下で経営改革が始動。事業規模の拡大と共に失われてきた"ファンケルらしさ"の復活を目指していく。前期に実施したリブランディングは、数値目標が計画未達となり、創業来初の赤字決算となったファンケル。「無添
2013年05月09日 10:23
ヤフーは今夏から運営する仮想モール「ヤフーショッピング」の規模拡大に本腰を入れる。手始めに出店者の「やる気」を引き出すべく、月商が増えれば増えるほど手数料率が下がっていく形式に出店プランを変更。1店舗あたりの売上高を引き上げ、流通総額を今年度末には前年度比25%増となる2500億円程度まで引き上げ
2013年04月25日 13:39
大手小売りが通販企業を買収したり、ネット販売事業に本腰を入れてきている中、かつてはカタログ通販市場をけん引した百貨店通販も大競争時代での勝ち残りに向けた取り組みが急務となっている。主力のカタログ事業で売り上げを堅持しつつ、店舗とネット販売などとの境い目がないオムニチャネル時代の到来を見据えた戦略立案
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