ディノス、オフィスの節電分を被災地へ寄付
2011年04月21日 18:04
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オフィスで使用する照明を部分的に消灯(写真)したり、離席の際はパソコンのモニターをOFFにしたり、2台あるコーヒーメーカーのうち、1台を使用禁止とするなど細かな節電を行い、電気代を削減し、当月と前年同月の電気代の差額を被災者に寄付する試み。まずは今年9月まで実施する考えだ。
ディノスでは環境貢献活動を全社的に推進しており、これまでも節電を心がけ年々、オフィスの電気料金を下げてきた。それだけにこれ以上の節電は難しいのでは、と思っていたようだが、実際に3月分の電気料金を見ると「(前年同月比で)13~14%の削減となっていて、驚きました」(同社環境・社会貢献活動担当の山内三保子氏)という。すでに3月分は「フジネットワーク募金」を通じて日本赤十字社に寄付(※今後は「FNSチャリティ」を通じ、ユニセフに寄付)したという。
これまで実施していなかった照明の部分的な消灯にかなりの節電効果があったほか、震災直後ということもあり、社員の節電意識が非常に高く、「PCモニターのOFFが徹底されたことも大きかったのでは」(山内氏)と分析する。加えて、「オフして寄付」という試み自体に節電意識を高める効果もあった。
「震災直後は皆、節電への意識は高いが、効果を出しながら"継続していく"には別のモチベーションが必要になる。この試みは入社3年目の若手社員3人から震災後、提案されたアイデアだが(提案を受けた時に)非常に良いアイデアだと思った」(山内氏)。
単に節電を心がけるのではなく、節電すればその分だけ寄付金が増える。「オフして寄付」で"節電モチベーション"を保ちながら、今後も節電に励んでいく考えだ。