京王百貨店、わけあり商品をネットで常時販売
2011年01月27日 12:42
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わが国唯一の通販市場の週刊専門紙です。通信販売業界の健全発展推進を編集ポリシーとし、様々な情報を詳しくお伝え致します。
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同社が開設したのは「アウトレット食品」と「食卓おたすけ便」の2つのコンテンツ(画像)。
前者は、パッケージ変更商品やメーカーの在庫処分品、通常よりも賞味期限が短い商品が対象で、"まとめ買い"をしてもらうことで単価を抑え、お得感を出した。
後者は、「カステラの切り落とし」など産地直送のワケあり食品を余分な包装を省くことで、自宅用として送料込みの手ごろな価格に設定した
。
京王百貨店はこれまで、原則として新宿店の一部商品を通販サイトで販売してきたが、自家需要に応える形でネット限定商品の取り扱いを開始。百貨店では珍しい「アウトレット食品」コーナーを常設するに当たり、同社では伊藤忠食品から安定的に商品を調達できる体制を整えた。
また、ネット販売では初めて、同コーナー用の倉庫に対象商品を一括保管し、複数商品を同梱して送れるようにした。
「アウトレット食品」は、店頭MDと重ならない商品を選び、「自分自身で買いたいと思える価格に設定している」(原史明食品部バイヤー)という。
毎月2回、1日と16日に商品を更新。開始2週間の時点では、缶コーヒー30本入り・税込1575円など13品目を扱っているが、当面は常時30品目の品ぞろえを目指す。
月2回の更新でリピーターを獲得しているほか、共同購入のような形で利用しているケースもみられるようで、「出だしは予想以上に好調」(小田聞平ネット営業企画マネージャー)という。
現状は、既存顧客が利用しているが、ネット広告などを活用してアウトレット商品の取り扱いを告知し、客層を広げる。
今後は、伊藤忠食品以外との連携も検討し、デパ地下ブランドも扱いたい意向で、当面は食品分野を強化。2012年3月期に通販売り上げ5億円を目標とする。