ある越境EC企業が、ここ数年間は日本企業の海外向けのプロモーションの量が圧倒的に減ってきたという話をしていた。

　理由は様々だが、一番の理由は自信を失っていることだと指摘する。最近の極端な円安などをはじめ、以前と比べて世界から見た日本の価値が圧倒的に下落しており、この数年は保守的な考えになる傾向が強まっているのかもしれない。

　技術力や信頼性など、以前は日本企業が自信を持っていたキーワードでも、今やそこまでの輝きがないことは明らかだ。海外にも果敢に立ち向かうことができたかつての強い日本の再来はなるか。今後に期待したい。