オンワード樫山 ゴルフウエアのD2Cブランドを始動 エントリー層をターゲットに
2022年09月12日 08:42
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同社は以前から50代を中心顧客としたゴルフウエアブランドの「23区GOLF」を展開しているが、コロナ禍でゴルフを始める若いエントリー層が増えていることから、当該層をメインターゲットにしたD2Cブランドを開発した。
ブランド名の〝サーキュラス〟はラテン語で「輪」を意味し、仲間と過ごす楽しい時間を共有し、さらにその輪を広げていきたいという思いを込めた。
新ブランドは、〝POP&WIT&YOU〟をテーマに、ゴルフコースの緑や眩しい太陽の光の中で鮮やかに映えるカラーリングと、スタイリッシュなロゴワーク、ひねりのきいたグラフィックアイテムでゴルフシーンを楽しく盛り上げる。ライトユーザーに向けて日常着にも取り入れやすいデザインとしたほか、価格も「23区GOLF」と比べて3割程度安いという。
ゴルフ以外のシーンでも着用しやすくする一方、「23区GOLF」で培った物作りのノウハウを強みに、吸汗速乾性やハイストレッチ性、UVケア、接触冷感、防透け機能、撥水など、ゴルフウエアとしての機能性を追求した。
デビューシーズンでは、吸湿速乾、UVケアの半袖ポロシャツや取り外し可能なネックウォーマー付きのパーカー、アニマルプリントのブルゾン、スカート、キャディーバッグなどの雑貨小物を合わせて計45型をラインアップした。
9月10日の販売開始を前に、8月4日に公式サイト、公式インスタグラムを開設し、公式サイトと「オンワード・クローゼット」で一部商品の先行予約販売を実施した。
今秋冬アイテムの中心価格は、ブルゾンが税込2万3000円、トップスが1万8000円、ポロシャツが1万2000円、カットソーが1万1000円、ニットが1万4000円、パンツが1万6000円、スカートが1万6000円、ワンピースが2万円となる。
今後は、「ピーダブリュサーキュラス」から始まるコミュニティの形成を目指し、ユーザー参加型のイベントやカスタマイズチームポロシャツの制作なども計画。従来のゴルフウエアブランドの常識にとらわれない新たな体験や機会を提供する予定だ。
なお、展示会や予約販売では、ダルメシアン柄のスカートやロゴ入りトートバッグ(画像)、ネックウォーマーが取り外しできるパーカーなどが人気という。