米中対立の火種がIT業界にも及んでいる。中でも動画SNSのTikTok(ティックトック)を巡る規制の動きは注目されており、日本でも米国と同様の措置をとることになるのかその行方が気になるところだ。

　ティックトックは中国向けのマーケティング手段の一つとしても有効であったことから、越境ECを行う日本企業などで取り入れていて成果を上げていたところも少なくないだろう。

　今後の動き次第では、これまでのマーケティングプランを一からやり直す可能性も考えられる。国をまたいだビジネスには想定外のリスクが潜んでいることを改めて感じた。