オイシックス・ラ・大地は3月5日から、牛乳の拡販を強化した。新型コロナウィルス対策のため、全国の小中高校が臨時休校となり、給食向けの牛乳が余っている事態を受けて酪農家を支援する一環として、三重・鈴鹿の5戸の酪農家が育てた乳牛より搾乳した「鈴鹿山麓牛乳(1リットル)」を通常税抜価格282円の3割引となる税抜197円で、2本セットは同394円(定価は税抜564円)で、「鈴鹿山麓プレーンヨーグルト(450g)」は同184円(同264円)で販売を開始した。加えて、「手作りフレッシュチーズ」や「フレッシュ!いちごミルク」「優しい甘さの牛乳寒天」など牛乳の消費増につながる牛乳を使ったレシピなどの紹介同社サイトに新設した専用ページ「牛乳支援コーナー」(=画像)で始めている。3割引での牛乳の販売期間は4月2日までを予定している。

　なお、3割引で販売し始めた「鈴鹿山麓牛乳」の売れ行きはよく、販売開始から2時間で1週間分の予定数量が完売。追加発注を行い、既存の定期会員向けの販売に加えて、3月6日からは新規顧客向けの商品の販売も開始している。