物価下落は誰のせい
2018年07月26日 13:30
日銀が「ネット販売の拡大が物価下押しに作用している」というレポートを公表した。ネットは実店舗より割安に買えることが多く、既存の小売りへの値下げ圧力につながっているという内容だ。
確かにそういう面はあるだろうし、付け加えるならCtoCアプリの普及も大きい。とはいえ、アメリカや中国は日本以上にネット販売が普及しているものの、同じ状況にはなっていないはずだ。
安値競争が激しくても、消費者の買い物回数が増えれば消費は上向く。そうならないのは、そもそも給料の手取りが上がっていないからではないのか。
日銀がインフレ目標達成に必死なのは分かるが、ネット販売を悪者にするのはやめてもらいたい。
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