スクロール 化粧品通販を買収、美容関連を強化
2010年03月18日 10:06
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週刊通販新聞とは
わが国唯一の通販市場の週刊専門紙です。通信販売業界の健全発展推進を編集ポリシーとし、様々な情報を詳しくお伝え致します。
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3月11日に基本合意書を締結した。イノベートの2009年10月期の売上高は60億9900万円。ネットを中心に事業を展開する化粧品通販としては最大手となる。運営する「コスメランド」はブランド化粧品の値引き販売が目玉。出店している楽天市場では「ショップオブザイヤー」で08年の総合2位となるなど、スクロールの主力顧客でもあるF1層への知名度は高い。
スクロールでは、04年から化粧品など美容関連商材を販売する通販サイト「きれいみつけた」を運営しているが、売上高は通販事業全体の8%にとどまっている。イノベートの買収により、手薄な化粧品事業の売り上げを拡大するほか、イノベートの持つ化粧品ネット販売のノウハウも吸収する狙いがある。なお、イノベートの吉本雅則社長は退任し、スクロールから後任を派遣する予定だ。
「コスメランド」はブランドを変えず、引き続き通販サイトを運営する。将来的にはスクロールの「きれいみつけた」との連携や統合なども視野に入れるが、当面は両サイトを別々に運営する形となりそうだ。
スクロールでは目標となる売上高1000億円の達成に向けて、積極的にM&A(買収・合併)を仕掛ける方針を打ち出している。主力顧客が重なるネット販売企業を買収することで、本業となる衣料品通販とのシナジー効果を期待する。